夏真っ盛りの空より、夏の終わりの空の方が綺麗に感じる浜松湖西婚活サービス結いスタッフ兼ライターのS・Nです。
婚活の婚活&結婚相談コラムでは最近頻繁に聞くようになってきた「事実婚」をテーマにお話させていただきます。
さてさて、昨今では生活にしろ仕事にしろ、さまざまな選択肢を選べるようになってきました。
結婚にも選択肢があります。婚姻届を役所に届けて結婚をするというのが主流ですが、それだけではなく「事実婚」という選択もあります。
今回は結婚のひとつのカタチの事実婚について調べてみました。
事実婚とは
事実婚とは・・・
難しく言えば
結婚届を出さないで、事実上の夫婦生活を営む結婚形態。
法律上の婚姻をしていないが,社会的に夫婦と同一の生活を送っていること。
簡単に言えば
事実婚とは、婚姻届けを提出してないけれど、お互いに夫婦と認め合っていて、生計を共にしているカップルのことを言います。
事実婚カップルは住民票の続柄を「妻(未届)」と記載することで、婚姻届を提出する法律婚夫婦とまったく同じとはいかなくても、それに近い扱いを受けることができます。
日本では夫婦別姓の制度がないため、夫婦別姓を公言している夫婦は「事実婚」だと考えて良いでしょう。
つまり同棲していても、お互いに「夫婦」という認識がなければ事実婚にはあたりません。
事実婚と同じ意味で「内縁関係」という言葉があります。
これから派生して、お互いが婚姻の意思をもって共同生活を送っているものの、婚姻届を提出していない場合の女性のことを「内縁の妻」と言います。
事実婚のメリット
・事実婚のメリットとして挙げられるのが
・法的な縛りでは無い
・両親や親族の問題に巻き込まれない
・相続問題に巻き込まれない
・どちらかが改姓しなくて良い。
・相手の家族や親戚との付き合いに、自分の意思で距離を持てる。
・結婚届という紙一枚に左右されず、対等なパートナーシップを築きやすい。
・別れても戸籍に傷がつかない。
などなど、生活に直結しているものから精神面の部分もあります。
事実婚のデメリット
・相手と自分の家族や親戚の理解を得るのが大変
・社会的信用を得にくい
・いちいち説明するのが面倒くさい
・税金の配偶者控除を受ける事ができない
・子供が非摘出子になる(事実婚の継続が難しくなるという事に繋がります)
・相続権がない(しかしこれは遺言で相続できるが、相続税がかかります)
・生命保険の受取人に指定するのに手間がかかる。
・「結婚届」という紙1枚の拘束がない分、気持ちだけで繋がっているという不安定さがある。
事実婚にはメリットもあればデメリットもあります。
ただそれは、結婚にもありますから、どちらが良いや悪いはありません。
事実婚も結婚のひとつのカタチです。
お互いで話し合いベストな選択をしましょう。